2014年5月21日水曜日

アースデイに参加しました

 大変遅くなりましたが、4月19日(土)〜20日(日)に行われた「アースデイ東京」の様子を報告をさせていただきます。
 「アースデイ」というのは東京だけでなく各地で行われているようですので,みなさんもうご存知かもしれませんが,環境問題に関心のある団体が自分たちの活動の広報のためのブースをだして,参加した人たちに広報をする場です。

 日本熊森協会東京都支部では,熊森の活動をパネルや紙芝居で紹介すると同時に,小冊子『くまともりとひと』の販売やパンフレットの配布,そして,今回このために作った「くまもり缶バッジ」や,「くまもりコースター」を展示しました。バッジは製作会社に注文して作ったものですが,コースターは自分たちで作りました。
 3年前に皮むき間伐をさせていただいた杉の木を使って何かつくろうということになって,1月から4月にかけて4回ほど,木を切って,枝を切って,ヤスリで磨いて,焼きごてで絵を描いてという作業をみんなでしました。

 コースターは60個作って、200円以上の寄付をくださった方に差し上げましたが、5月のデザインフェスタ用に残しておいた10個をのぞいてほとんどなくなりました。
 熊森バッジは1600個作りました。これは、100円以上の寄付をしてくださった方や、入会してくださった方に差し上げましたが、400個くらい差し上げました。


 
 とにかく参加者に注目してもらわないといけないということで,熊や鹿の動物の着ぐるみを着て、太鼓や笛の演奏もしての人集めをしたかいがあって,沢山の方々に宣伝ができたのではないかと思います。
 また、本部から画像のデータを頂いた紙芝居も、数回上演しました。子どもたちとその親が結構立ち止まって最初から最後まで見て下さいました。
 2日間の会期中にその場で会員になってくださった方が、15人でした。応援会員14名と家族会員1名です。また、後日、本部に正会員として入会の申込が1名あったという連絡を頂いています。

参加した会員の佐久間さんの感想です。
「私は鹿となり、音楽隊の方々と勝手に写真撮影。
すてきな音やリズム。ゆるやかで豊かな時間の流れる音楽を奏でてくださいました。
気がつけば子供たちを含むたくさんの人々が集まってくださり、多くの人々が癒されました。
音楽隊のみなさま、ありがとうございました!
くまもりチームはバッジやコースターを展開し
かいたくさんのご寄付をいただくことができました
購入にはつながらなくても、コースターやバッジに興味を持ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。
楽しく伝えて、真剣に話せば、届くところには届くんだなーと、思いました。
個人的には知識不足から、興味を示してくださった方への対応が不十分だったと実感・・・
今後の課題にしたいと思います。
また、今回アースデイに参加したことで、
普段お会いできない、くまもり東京の方々とお会いすることが出来て本当に嬉しかったです。
普段から顔を合わせているわけでもないし、ましてや1度しかお会いしたことのない方々。
こうしてよい時間を過ごせたのは、やはりみんな同じ目的を持って活動しているからなんだな~と思いました。」



 最後に、本部に入会の申込をしてくださった方の申込書にはこう書かれていたとのことです。
「「熊や鹿、いのししなど野生動物が、街に出てきて畑を荒らすので困る→殺処
分」というようなニュースを見るたび、悲しくなったり,憤り、無力感を感じて
いました。
昨日アースデイでいろんな団体のパンフをもらったりしましたが、
熊森協会さんの活動が、一番私の理想に近い!と思いましたし、
こんな活動をもう何年もやってる団体があったことを知れて、うれしいのと感動
と勇気をもらえました。
千葉県在住のため、森に入る活動のお手伝いなどはできないと思いますが、
これからも活動を見守っていきますので、がんばってください。
太郎と花子ちゃんも幸せに暮らせるようによろしくお願いします。」

来年もぜひ出展したいと思っています。

(日本熊森協会東京都支部・川崎)

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