2014年10月11日土曜日

第7回くまもり東京シンポジウム

第7回くまもり東京シンポジウムを下記のとおり開催します。
みなさまどうぞ、お友だちなどお誘い合わせの上、ご参加ください。
会場を満杯にしたいです。よろしくお願いします。


日時:2014年12月7日(日) 12:30〜16:15
会場:お茶の水女子大学共通講義棟2号館101教室
参加費(資料代):1000円
定員:200名
主催:一般財団法人日本熊森協会・日本熊森協会東京都支部

・テーマ:日本の「水」がなくなる日ーー森と生きものと水
 首都東京や大都市大阪にもツキノワグマが棲んでいるという、森を始めとする自然とともに暮らしてきた日本の人びと。そんな豊な日本から「水」がなくなるなんていうことが本当に起こるのでしょうか。起こるとすれば、それは何を意味するのか。
私たちが子どもたちに残したい日本とは。
(予定) ・講演1:日本熊森協会のいま(森山まり子)30分
・講演2:野生動物と悪化する生息環境(金井塚務)60分
・講演3:南アルプスの水とリニア新幹線(橋本淳司)90分
・シンポジウムと質疑応答

●森山まり子(日本熊森協会会長)
1948年兵庫県尼崎市生まれ。兵庫県立神戸高校から大阪教育大学に進み、物理を専攻。
2003年春までの31年間、公立小・中学校理科教師。
1992年に、尼崎市立武庫東中学校の生徒達と、絶滅寸前兵庫県野生ツキノワグマの保護に立ち上がる。
そして、祖先が残してくれた豊かな森を失い、クマだけでなく日本文明が滅びようとしていることに気づく。 
1997年、実践自然保護団体日本熊森協会を結成、クマをシンボルに、大型野生動物たちの造る保水力抜群の最高に豊かな森を、子や孫、そして、全生物に残すため奔走。西宮市在住。

●金井塚務
1951年 埼玉県川越市生まれ。
 学生時代から秩父の山でニホンザルの生態調査を行い、大学卒業後、日本モンキーセンター研修員として広島県宮島でニホンザルの行動、生態学的研究を行う。研究成果を生かした野外博物館活動をおこない、西中国山地のツキノワグマの生態調査など、大型ほ乳類の調査研究にもウイングを広げる。
 現在は、広島フィールドミュージアを主宰する傍ら、野生動物の生息場所である森林生態系保全にも関心を持ち、日本森林生態系保護ネットワーク代表をつとめ、沖縄やんばるや北海道の森林保全活動にも参加。また、海外でのエコツアー(大型ほ乳類)も実施している。

主な著書にニホンザル(科学読物賞受賞)宮島の植物誌ーサルと歩く原始林ー霊長類の進化(訳書)ホミニッドー人になれなれなかった人類(訳書)食糧テロリズム(共訳)などがある。

●橋本淳司(水ジャーナリスト/アクアコミュニケーター。アクアスフィア代表)
学習院大学卒業。出版社勤務後、独立し現職。
水課題を抱える現場を調査し情報発信。国や自治体への水政策の提言、子どもや一般市民を対象とする講演活動などを行う。

参議院第一特別調査室客員調査員、東京学芸大学客員准教授など歴任。現在、静岡県立三島北高等学校スーパーグローバルハイスクール(SGH)推進委員として世界と地域の水問題学習を通じたグローバル人材育成をサポート。また、「水循環基本法フォローアップ委員」として水基本政策策定をサポート。
近著は『67億人の水―争奪から持続可能へ』(日本経済新聞出版社)、『日本の地下水が危ない』(幻冬舎新書)、『通読できてよくわかる水の科学』(ベレ出版)、『いちばんわかる企業の水リスク』(誠文堂新光社)など。

●お申込み
・メール:kumamori.tokyo.kwsk@gmail.com
・電話:042−341−1292(担当・中川)
・FAX:042−341−1297

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